ドイツのショルツ首相は、ウクライナにドイツ製戦車「レオパルト2」を供与し、ポーランドなど他国からの供給も許可することを決定した。事情に詳しい関係者がロイターに明かした。写真は1月22日、訪問先のパリでフランスのマクロン大統領との共同記者会見に臨むドイツのショルツ首相(2023年 ロイター/Benoit Tessier)

独、レオパルト2戦車供与を決定 他国からの供給も許可=関係筋

[ベルリン 24日 ロイター] – ドイツのショルツ首相は、ウクライナにドイツ製戦車「レオパルト2」を供与し、ポーランドなど他国からの供給も許可することを決定した。事情に詳しい関係者がロイターに明かした。

独誌シュピーゲルの報道によると、ドイツからの供与については、少なくともレオパルド2戦車1台に関する決定であるほか、北欧諸国など、他の同盟国もドイツと連携し、ウクライナにレオパルド2戦車を供給する計画という。

独政府報道官はコメントを控え、独国防省からはコメントを得られていない。

また、米政府高官は24日、米政府がウクライナへの主力戦車「エイブラムス」供与を巡る反対姿勢を撤回するもようで、早ければ週内に発表する可能性があると明らかにした。

ウクライナのゼレンスキー大統領の側近、アンドリー・イェルマク氏は、ドイツ製戦車の供与はウクライナの国境回復に必要だとし、民主主義のための強力な一撃だとした。

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