カリフォルニア州にあるTikTokの事務所前のロゴマーク。2020年8月27日撮影 (Photo by Mario Tama/Getty Images)

米インディアナ州がTikTokを提訴 未成年に性的コンテンツや薬物など有害情報配信

米インディアナ州は7日、未成年へのアダルトコンテンツ提供と中国への情報無断送信をめぐり、中国動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」運営会社を提訴したと発表した。TikTokに対する初めての州法上の訴訟となる。

2件で提訴されたのは、TikTokを運営する北京字節跳動科技(バイトダンス)。いずれも、同アプリについて同社が行った「虚偽の主張」に関連するもので、インディアナ州のトッド・ロキータ司法長官は「無防備なインディアナのユーザーに対して放たれた悪意のある脅威」と批判した。

同州は1件目の提訴で、TikTokが子どもたちに薬物や侮辱、不適切な性的コンテンツを配信し、ユーザーと保護者を欺いたと指摘した。同アプリは、こうした不適切なコンテンツは「まれ」だとし、13歳から17歳の子どもにとって安全で適切だと主張していた。

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