監視社会の中国で、相次ぎ中高生が行方不明 「臓器収奪かもしれない」憶測呼ぶ
中国国内では最近、中国各地で中学生や高校生の行方不明者が相次いでいる。中国は世界で最も多くの監視カメラを備え、携帯電話情報や健康コードなどで個人に対する監視網が張り巡らされているにもかかわらず、子供たちの行方はわからないままだ。中国共産党と病院、闇組織が絡む「臓器収奪の被害に遭っているのではないか」などの憶測も広がっている。
捜狐網や網易新聞、新浪網などは江西省の高校生1年生の男子生徒、胡鑫宇さんの失踪事例を伝えた。10月14日夕方、江西上饒市鉛山県の学校に通う胡さんは夜間授業を受けに寮を離れたところ、行方がわからなくなった。事件から1カ月以上が経ち、池や浄化槽まで捜索しているがいまだ発見されていない。
胡さんが通う全寮制の学校の広大な敷地は、周囲を高い塀で覆われている。胡さんが所持品を放置したままであることから、自らの意思で失踪したのではなく連れ去り事件の可能性もあるという。いっぽう、学校には複数の監視カメラが備えられているが「当日の記録は消去されていた」と事情を知る関係者は大紀元の取材に答えた。
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