2007年8月13日、ドイツ・ハンブルグの主要コンテナ港で積み込まれる中国船社のコンテナ船(Photo by Sean Gallup/Getty Images)

独デュイスブルク、ファーウェイとの協力関係を解消

ドイツのデュイスブルク市は中国の通信機器最大手、華為(ファーウェイ)とのスマートシティ提携を解消した。市当局は中国とロシアの関係が一因としている。香港の英字新聞・サウスチャイナモーニングポストが9日付で報じた。

報道によると、デュイスブルク市とファーウェイの協力協定は今年10月に切れており、提携更新は未定とのこと。現在、ドイツ政府と欧州連合はロシアと中国の関係を考慮して、ファーウェイとの提携を更新できるか評価中だという。その一つの要因として、中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領がウクライナ侵攻前の首脳会談で発表した「限界のない」協力を宣言した共同声明を挙げた。

2018年に締結された覚書では、ファーウェイがデュイスブルクを「伝統的な工業都市からサービス指向のスマートシティに」変革し、高度な5G技術を使って行政、港湾物流、教育、交通インフラを近代化させるとした。

▶ 続きを読む
関連記事
欧州が再び不穏な状況になっている。10月30日、イタリア各地で大規模な抗議活動が発生した。フランスとドイツでも、市民が10月31日に街頭デモを行う準備を進めている。ドイツの当局者は、フランスの混乱がドイツでも繰り返される可能性を懸念している。
スペインの高速鉄道で起きた重大な追突事故で、少なくとも68人が死亡した。新たに公開された運行指令の通話録音3件から、事故前の重要な17分間の経緯が明らかになった。
セルビアの議会選で学生主導の新勢力が過半数を獲得し、政権交代が確実となった。「一帯一路」関連の駅改修後に起きた崩落事故を機に、汚職や不透明な契約への抗議が拡大。12年続いた与党支配を揺るがした
EUが中国製品への輸入制限拡大を検討している。化学品、家具、機械などを対象に、輸入割当や追加関税を導入する案が浮上。対中貿易赤字が3600億ユーロに達するなか、早ければ2027年初めにも具体案を示す見通しだ
欧州の過度なEVシフトと中国勢の台頭による自動車業界の苦境をレポート。補助金や規制に依存した市場の歪みと、西側メーカーが直面する課題を解説します