「トランプは正しかった」TikTokめぐるリスク対応で=米民主有力議員

米上院情報特別委員会委員長を務めるマーク・ワーナー議員(民主党)は、中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)が運営する動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」をめぐるセキュリティリスクへの対応について、「トランプ前大統領は正しかった」と述べた。

豪紙シドニー・モーニング・ヘラルド10月25日付によると、豪州を訪問中のワーナー議員は「私が言うことではないが、何年も前のドナルド・トランプはTikTokにおいては正しかった」 と話した。

ワーナー氏は、中国大手IT企業への警戒感を露わにした。「もしあなたの国がファーウェイを使い、子供がTikTokを使い、国民がWeChat(微信)を使っているならば…中国が不当な影響力を行使できることは実際の武力紛争よりもはるかに大きな課題であり、差し迫った脅威であると思う」

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