バイデン米大統領は国連総会の一般討論演説で、ロシアのウクライナ侵攻は国連加盟の基本理念に反していると非難した。21日、ニューヨークで撮影(2022年 ロイター/Eduardo Munoz/Pool)

ロシアは「国連憲章違反」、バイデン氏が非難 無責任な核の脅しとも

[国連 21日 ロイター] – バイデン米大統領は21日、国連総会の一般討論演説で、ロシアのウクライナ侵攻は国連加盟の基本理念に反していると非難し、ロシアが核を使用するという「無謀」で「無責任な」脅しをかけているという認識を示した。

バイデン大統領は「国連安保障理の常任理事国が隣国を侵攻し、主権国家を地図から抹消しようとしている。ロシアは臆面もなく、国連憲章の中核的な教義に違反した」と非難。「この戦争はウクライナの国家としての生存権を消し去り、ウクライナ国民の生存権を奪うものだ」とし、国籍や信条などにかかわらず、「こうした行動に対し戦慄を覚えるだろう」と語った。

ロシアのプーチン大統領は21日、ウクライナでの戦争侵攻に絡み、軍の部分動員令に署名したと明らかにした。西側が「核の脅し」を続けるなら、ロシアは兵力の全てを用いて対応するとも警告した。

▶ 続きを読む
関連記事
ロシアがスターリンクに対抗して進める低軌道衛星通信網「ラスベット3」でトラブルが相次いでいる。7月に打ち上げた衛星は予定高度に達せず、少なくとも2基は高度が低下。大気圏に再突入する恐れも
フランス政府は1日、SHEINやTemuなど、ウルトラファストファッション商品へ追加負担金を徴収し始めた。商品数や価格、修理のしやすさなどを基準に負担額を算定
EUは米国やG7と連携し、イランへの圧力を継続する方針を表明した。米主導の経済圧力策を歓迎し、和平交渉への参加や地域を不安定化させる活動の停止を要求。追加制裁の可能性にも言及した
世界の注目を集める米国の債務問題。しかし真の火種は、隠れた巨額債務と成長力欠如を抱える「ユーロ圏」にあるかもしれない。中央銀行の買い支えも限界を迎えるなか、次の国家信用危機の震源地となるリスクに迫る
トランプ米大統領は8月27日、大統領執務室での記者会見で、ロシアのプーチン大統領が北大西洋条約機構(NATO)加盟国を攻撃し、ウクライナとの戦争を拡大することはないと述べた。