2007年9月17日、中国浙江省杭州市の杭州ドラゴンスタジアムで行われたFIFA女子ワールドカップのドイツ対日本戦の前に、警察官が日本のファンに国旗を置かせないようにしている。(Feng Li/Getty Images)

「中国を正しく伝えよ」駐日中国大使、主要メディアに圧力か

孔鉉佑駐日中国大使が14日、日本主要報道機関14社の関係者らを招き座談会を開いた。台湾問題をめぐって「1つの中国」原則の厳守をメディア関係者に求めたほか、中国の情報を「正しく伝えるように」と圧力をかけた。

台湾海峡の危機が高まったことについて、孔大使は「米国側が恣意的に台湾海峡の現状を一方的に変えた」とした。台湾問題が中日関係にも影響を与えると述べ、「日本側も中日の4つの政治文書と他の約束を厳守し、『1つの中国』原則を着実に守らなければならない」と念を押した。

孔大使は、各メディアに対し「中日関係および中国発展の情報に引き続き注視し、正確に伝えるように」と要求した。

▶ 続きを読む
関連記事
中国ネット上ではこのほど、江蘇省蘇州市の男性警察官が日本の浴衣を着用している若い女性を摘発した場面を捉えた動画 […]
中国生活雑貨大手「名創優品(MINISO)」は18日に声明を発表し、「日本人デザイナーがデザインしたブランド」 […]
日本やオーストラリア、ASEAN諸国など26カ国が加盟する「アジア太平洋技術連盟(FEIAP)」は、半世紀近い […]
防衛省は、敵国が捏造した動画や虚偽情報を流布して有利な状況を生み出そうとする「情報戦」の拡大を受け、来年度から […]