2022年8月17日にハンバントタ港に停泊したした遠望5号を映し出す衛星画像(MAXAR)

中国「スパイ船」のスリランカ港停泊の意図を巡る推測

衛星と通信機器を搭載した中国の調査船が、戦略的に位置するハンバントタ港で6日間にわたり滞在したことを巡って憶測が続く中、2022年8月下旬に同船舶がスリランカを出港した。

経済的にも政治的にも問題を抱える島国スリランカを訪問した遠望5号はインドを揺さぶった。インドは、この艦船と乗組員が情報収集のために秘密裏に軍事任務に就いていた可能性があると述べている。 港湾関係者がBBCニュースに語ったところによると、船は最終的にスリランカ海域で調査を行わないことを条件に停泊の許可を得た。

重さ25,000トン、長さ222メートルの調査船は、弾道ミサイルと衛星を追跡し、750キロメートル以内の活動を監視することができる。 ニューデリーのWION – TVによると、インドはハンバントタ港から北に約500キロメートル離れており、その範囲内に軍事拠点、港湾、発電所がある。 同国はスリランカ国内にも施設を有している。

▶ 続きを読む
関連記事
中国のAI企業「覓熵」が、中東の米軍基地や空母の動向をリアルタイムで公開し、物議を醸している。商業衛星データをAIで解析し、軍事レベルの機密に近い情報を発信する同社と、中国軍との不透明な関係を追う
台湾の国防部系シンクタンク「国防安全研究院」の研究員によると、米とイスラエルの軍事作戦では、イランの防空体制はほとんど機能せず、「張り子の虎だった」と指摘する。専門家はその背景に中国製の防空システムに3つの弱点があると分析
イラン指導者斬首を受け、矢板明夫氏が習近平政権への影響を分析。米軍の圧倒的武力が中国製兵器の神話を粉砕し、訪中を控えたトランプ氏の「劇薬外交」が独裁者の安全を脅かす。衝撃の三重の打撃を詳報
これまで「米国はイランを攻撃できない」と断言してきた中国の学者たちの予測がことごとく外れた。恥をさらした御用学者11名の失態と、ネット上の痛烈な批判をまとめた
2026年、中国共産党軍で進行する苛烈な大粛清を分析。習近平が自ら抜擢した将官さえ次々と葬り去る異常事態は、軍の指揮系統を麻痺させている。独裁者が求める「絶対的な安全」が国家最大の危機を招く