米提唱のIPEFに中国猛反発 「中国包囲の政治的枠組み」
米国が提唱するインド太平洋経済枠組み(IPEF、アイペフ)は9日(日本時間10日)、正式な交渉入りに合意した。サプライチェーン強化などを通じて、重要物資をカードに他国を脅迫する中国への依存度を下げる狙いだ。いっぽう、中国は「実質上の中国包囲網」であるとして警戒を強めている。
「『経済協力』というペンキを塗ったが、その下地は中国包囲のための『政治的枠組み』だ」
中国共産党機関紙・人民日報傘下の環球時報は9日の社説でこう反発した。さらに、米国の真の目的は「アジア太平洋地域で中国と切り離した供給網、産業チェーンを構築するためだ」と批判した。
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