英保守党党首選、トラス氏が22ポイント優勢=調査
[ロンドン 13日 ロイター] – 調査会社・オピニウムの世論調査によると、ジョンソン英首相の後任を決める与党・保守党の党首選は、トラス外相の支持率が61%となり、スナク前財務相の39%を上回った。
調査は誰に投票するか決めていない人を含め570人の党員を対象に8月8─12日に実施した。党員の数は全体で約20万人。
既に投票したと回答した人は29%、誰に投票するかを決めたと回答した人は47%だった。今後気が変わるかもしれないと答えたのは19%だった。
トラス氏を支持する理由としては、スナク氏に好感が持てない、トラス氏のほうが信頼できる、トラス氏はジョンソン氏に忠実てあり続けたなどがあった。スナク氏の辞任は、ジョンソン氏辞任につながった。
関連記事
スペイン東部を中心に10月末に発生した集中豪雨で、1日までに200人以上の死亡が確認された
欧州連合(EU)は29日、31日から中国製EVに45%の関税を導入すると発表した。中国からの安価なEVによる市場の不均衡を是正することを目的としている。
NATOのルッテ事務総長は28日、ロシアに派兵された北朝鮮軍部隊がロシア・クルスク地域に配備されたことを確認したと明らかにした。米国防総省は、北朝鮮が戦闘に加わった場合、米国はウクライナによる米兵器の使用に新たな制限を課さないと発表した。
リトアニア議会選挙で第1党となった中道左派、社会民主党のブリンケビチュウテ党首は28日、防衛費を少なくとも国内総生産(GDP)比3.5%に引き上げることを目指すと表明した。
スターマー首相は中共に対抗し、インド太平洋地域の軍事・経済的存在感を高める計画を発表。英国は地域の島国と連携し、太平洋商業俱楽部の設立やHMSプリンス・オブ・ウェールズ航空母艦の派遣を含む多数の新戦略を進行中である。