7月16日、フィリピンのマルコス大統領(写真)は、前政権が中国と結んだ鉄道プロジェクト(49億ドル相当)の借款契約について再交渉するよう運輸省に命じた。写真はフィリピンのマニラで6月撮影(2022年 ロイター/Eloisa Lopez)

フィリピン大統領、中国支援鉄道プロジェクトの借款再交渉を指示

[マニラ 16日 ロイター] – フィリピンのマルコス大統領は、前政権が中国と結んだ鉄道プロジェクト(49億ドル相当)の借款契約について再交渉するよう運輸省に命じた。当局者が16日に明らかにした。

セザール・チャベス運輸次官によると、プロジェクト3件を巡る政府開発援助借款は、中国政府がドゥテルテ政権(当時)による「資金要請に応じなかった」ことを受け撤回されたと考えられる。他の資金調達オプションも検討中で、選択肢には官民パートナーシップを通じた民間資本の活用が含まれているという。

中国政府関係者は匿名を条件に、「鉄道を巡る中比協力は今後も続くと言える。中国はフィリピンとの話し合いに前向きだ」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
米国がフィリピン軍に1300万ドル相当の最新海上ドローン4機を供与。南シナ海で中国の強硬姿勢が続く中、長期間の海域監視や「グレーゾーン活動」への対抗能力を強化する
米司法省は、暗号資産投資詐欺やサイバー詐欺で得た資金の移転や洗浄を支援していた疑いで、カンボジアを拠点とする匯旺集団関連のクラウドサービスのアカウントを差し押さえた
17日、日本人の男女9人を含む外国人17人が特殊詐欺関与の疑いで現地当局に拘束されたことが分かった。ラオス警察当局が22日に発表
人権団体は、タイ・ミャンマー国境付近にあるミャンマー側の詐欺拠点では、なお5300人以上が拘束されているとし、救出を求めた
新たなグローバル秩序を目指すモスクワの押し進めにもかかわらず、米国の経済的、軍事的、外交的パワーは、台頭するライバル諸国のそれを依然として大きく上回っている