6月30日、香港の西九龍駅(Louise Delmotte/Getty Images) (Photo by Louise Delmotte/Getty Images)

中国に対する否定的な見方 多くの国で過去最高 人権問題に懸念=調査

米調査機関ピュー研究所が6月29日に発表した、日本を含む主要国を対象にした世論調査によると、中国に対する否定的な見方は多くの国で過去最高に近いことがわかった。要因は主に非人道的な人権問題に関係している。

アジア太平洋や北米、欧州諸国の主要国19カ国を対象とした調査の中で、中国に対する否定的な見方は2020年に急激に上昇し、回答者の68%が中国に対して好感を抱いていなかった。特に新疆ウイグル自治区における政策をジェノサイドと認定した国はより否定的な印象が高い傾向にある。

調査では、中国の人権政策、軍事力、経済競争、中国政治の影響についての懸念度合いを調べた。4項目のなかで欧州の多くの国では人権政策を最も懸念する問題と挙げたのに対し、日本やオーストラリア、韓国では軍事力への懸念が最も高かった。

▶ 続きを読む
関連記事
米上院が「法輪功および強制臓器収奪被害者保護法案」を可決した。超党派の上下両院議員が声明を発表し、中国での強制臓器収奪をめぐる人権侵害の責任追及や制裁の必要性を訴えた
中国共産党による臓器収奪をめぐり、米上院が制裁を科す法案を全会一致で可決。成立すれば関与者への制裁も。中国における臓器収奪と同法案について知っておくべきこと
米上院はこのほど、中国共産党政権による臓器の強制摘出に関与・加担した人物に制裁を科す「法輪功および臓器収奪の被害者のための保護法案」を全会一致で可決。海外人権派弁護士連盟の責任者は、「法輪功を迫害している中共の当局者らに対して、大きな抑止力になる」との見方を示した
失踪から30年のパンチェン・ラマや重刑に直面する黄之鋒、黎智英らを取り上げ、中国共産党による香港・チベットでの弾圧を告発。指導者を奪われ沈黙を強いられる世代の実態と、国際社会が記憶し続ける意義を問う
米議会公聴会で法輪功の広報担当者が証言。中国共産党が米国内で展開する暴力、脅迫、世論工作などの国境を越えた弾圧を告発し、その手口はやがて他の集団や米国の主権にも向けられる危険な常套手段であると警告した