円相場、一時1ドル=135円を記録 20年4カ月ぶり
週明けの13日の外国為替市場では円安が進み、円相場は一時1ドル=135円台を記録した。2002年2月以来、20年4カ月ぶりの円安ドル高水準となった。
米国では記録的なインフレが進んでおり、10日に発表された米消費者物価指数(CPI)は40年ぶりの伸び率となった。物価上昇を受け、米国の中央銀行に相当するFRB(連邦準備理事会)が利上げを継続させるとの見方が出ている。低金利が続く日本と米国の金利差を見込み、円を売りドルを買う動きが出ている。
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スコット・ベッセント米財務長官は9月8日、外国為替市場で円安を見込む取引を続ける市場参加者に対し、自身には日本政府や日本銀行の政策動向を把握できる「情報面での優位性」があると強調し、「望むなら私と反対に賭けてみろ」と警告した。
日銀による9月の利上げが市場の共通認識となりつつある中、円相場は一時、1ドル=152円付近まで上昇し、10年物国債利回りも一時3%を突破した。市場の関心は、9月に利上げするかどうかから、日本の金利がどこまで上昇するのかへと移りつつある。
片山さつき財務相は9月8日の閣議後記者会見で、2027年度から2年間、飲食料品の消費税率を1%引き下げる方針を巡り、赤字国債に頼らず財源を確保する考えを示した。税収動向を精査するほか、租税特別措置や補助金の見直し、税外収入の確保などを進める。
財務省が9月7日に公表したデータによると、日本の外貨準備高は8月末時点で1兆2075億2400万ドルとなり、7月末から795億7500万ドル減少した。減少率は約6.18%で、記録が残る中で最大の月間減少幅となった。