6月6日、国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は、北朝鮮の北西部・寧辺(写真)で、主要な核関連施設の拡張作業が進んでいると明らかにした。5月撮影。マクサー・テクノロジーズ提供(2022年 ロイター)

北朝鮮、寧辺核施設の拡張作業が進展=IAEA

[ウィーン 6日 ロイター] – 国際原子力機関(IAEA)グロッシ事務局長は6日、北朝鮮の北西部・寧辺で、主要な核関連施設の拡張作業が進んでいると明らかにした。

IAEA理事会に提出した文書で「遠心分離濃縮施設とされる建物の別棟に屋根が設置され、外部が完成した」と指摘した。

「軽水炉の付近では2021年4月から建設中だった新棟が完成し、隣接する2棟の建設が始まったことを確認した」とした。

関連記事
70年前、旧ソ連は武器とパイロットを提供し、北朝鮮が朝鮮戦争に参加することを支援した。しかし今、北朝鮮は遠く離 […]
NATOのルッテ事務総長は28日、ロシアに派兵された北朝鮮軍部隊がロシア・クルスク地域に配備されたことを確認したと明らかにした。米国防総省は、北朝鮮が戦闘に加わった場合、米国はウクライナによる米兵器の使用に新たな制限を課さないと発表した。
韓国のLG化学が、ソウル中央地方裁判所に対し、特許侵害で中国の正極材メーカー容百新能源科技の韓国子会社である載世能源を提訴した。EV向け大型電池の特許技術をめぐる韓国企業による中国企業への訴訟は今回が初めて。
日米韓3カ国の安全保障担当官は25日、ワシントンで協議を行い、北朝鮮がロシアに派遣した兵士がウクライナの戦線に投入される可能性について「重大な懸念」を表明した。米ホワイトハウスが発表した。
「包括的戦略パートナーシップ条約」締結など露朝関係が強化される中、中朝関係には隙間風が吹いている。元来、露中朝関係の内実はどうなのだろうか。金正日元総書記が亡くなる前に金正恩氏に「誰を信じても良いが、中共だけは信じるな」と言ったとされる。