仏マクロン大統領「豪と関係を再構築」 潜水艦契約破棄で関係悪化
フランスのマクロン大統領は、アルバニージー豪新首相との電話会談で、「信頼と尊重」に基づくオーストラリアとの関係を再構築するとの見解を示した。オーストラリアがフランスと進めていた潜水艦開発計画を破棄し、米国製の原子力潜水艦を配備すると決めたことで両国関係は冷え込んでいた。
パリのエリゼ宮(大統領府)は声明で、モリソン前首相が潜水艦開発計画を破棄したことで信頼関係の欠如を招いたと指摘した上で、「信頼と尊重に基づく二国間関係を再構築し、インド太平洋における戦略的課題で協力していくことで合意した」と述べた。
これに対し、アルバニージー氏も「自由で開かれたインド太平洋へのコミットメント、気候やエネルギーに関する協力、ウクライナへの支援について話し合った。私たちが共有する優先課題に一緒に取り組むことを楽しみにしている」とツイッターに投稿し、豪仏協力を強化していく姿勢を明らかにした。
関連記事
EUは中国製タイヤに最大45.3%の反ダンピング関税を発動。ダンピング輸入が域内産業に損害を与えたと認定し、約8万人の雇用への影響も指摘。企業別に異なる税率を適用する
ウクライナの長距離ドローンがロシア領内深くを攻撃。ルビオ米国務長官は、ロシアの領空防衛が困難になり、戦争終結交渉の流れが変わりつつあるとの見方を示した
香港発ロンドン行きのキャセイ便がルーマニア上空で一時、管制との通信を喪失。NATO戦闘機が対応後に通信は回復し、機体は安全に目的地へ到着した
NATOのルッテ事務総長は、アンカラで開かれた防衛産業フォーラムで、中共政権、ロシア、北朝鮮の脅威に対応するため、防衛産業協力の強化を発表した。重要原材料、ドローン、ミサイル防衛などを柱に、兵器生産能力と供給網の強化を進める
フランス右派の指導者、マリーヌ・ルペン氏は7月7日、2027年のフランス大統領選挙への出馬を正式に表明した。各種世論調査では、フランスの右派政党「国民連合」は2027年大統領選で首位を維持している