統合幕僚監部が24日に発表した、中国とロシア軍用機の動向を示す図(統合幕僚監部)

中露爆撃機が日本周辺を飛行 侵略国との共同行為は「看過できない」岸防衛相

日本で日米豪印「クアッド」首脳会合が行われた24日、中国とロシアの爆撃機が日本周辺を共同飛行した。岸信夫防衛相は、「会合を主催する我が国に対する示威行動を意図したもの」であり、より挑発的だとした。また中国が、ウクライナを侵略するロシアと行動をともにすることは「看過できない」と述べた。

防衛省によると24日の午前から午後にかけて、東シナ海から日本海へと飛行した中国の爆撃機(H-6)2機が日本海でロシアの爆撃機(TU-95)2機と合流し、東シナ海まで共同飛行を実施した。その後、中国の2機と入れ替わり新たに飛来した推定中国の爆撃機2機と、当該ロシアの2機の合計4機が東シナ海から太平洋にかけて共同飛行した。

さらには同日午前から午後にかけて、ロシアの情報収集機1機が、北海道礼文島沖から能登半島沖までの公海上空を飛行した。

▶ 続きを読む
関連記事
14日に挙行された防衛大学校卒業式における高市総理の訓示。戦後最も厳しい安全保障環境の中、「守り抜く覚悟」を胸に最前線へ巣立つ若き幹部自衛官へのメッセージ
15日、小泉防衛大臣とヘグセス米戦争長官が電話会談を実施。ホルムズ海峡を含む中東情勢や、日米同盟の抑止力強化、在日米軍の態勢維持について意見交換し、緊密な連携を確認した
最新の軌道解析データによると、中国共産党(中共)軍が偵察目的で運用している「遥感(ヤオガン)」シリーズなどの衛星群が、日本上空を約10分に1回という極めて高い頻度で通過していることが判明した。
日本が熊本県に国産の長距離ミサイルを配備したことを受け、地域の安全保障環境に大きな関心が集まっている。中国共産 […]
米国の次世代ミサイル防衛構想「ゴールデン・ドーム」に日本が参加へ。高市首相とトランプ大統領の首脳会談で表明予定。極超音速兵器(HGV)への対処や宇宙・防衛協力の深化など、日米同盟の新局面を解説