米ロ軍制服組トップが電話会談、ウクライナ侵攻後初=国防総省
[ワシントン 19日 ロイター] – 米国防総省は19日、米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長がロシアのゲラシモフ参謀総長と電話会談を行ったと発表した。ロシアが2月にウクライナに侵攻して以来、両氏の会談は初めて。
ミリー統合参謀本部議長の報道官は、両氏が「安全保障に関するいくつかの懸念事項について協議し、対話のホットラインをオープンにしておくことで合意した」と指摘。ただ「これまでの慣例に従い、会談の詳細な内容は公表しない」と述べた。
ロシア通信(RIA)は19日、ロシア国防省の情報として両氏がウクライナ情勢を含む「相互利益」について協議したと報じた。
関連記事

プーチン大統領は復活祭に合わせ、19日夕から21日未明までウクライナでの軍事作戦を一時停止すると発表しました

ロシアとウクライナが黒海での停戦に合意。米国の仲介で実現し、航行の安全確保やエネルギー施設の保護などで一致。協議はサウジで開催された。

北朝鮮がロシアに再度兵力を増派。韓国国家情報院によると、クルスク州戦線に北朝鮮兵が再投入され、1,000人以上が増派されたと見られる。過去には多くの死傷者を出しており、今回も兵力補充・再編成が行われた可能性がある。

NATOのルッテ事務総長は28日、ロシアに派兵された北朝鮮軍部隊がロシア・クルスク地域に配備されたことを確認したと明らかにした。米国防総省は、北朝鮮が戦闘に加わった場合、米国はウクライナによる米兵器の使用に新たな制限を課さないと発表した。

日米韓3カ国の安全保障担当官は25日、ワシントンで協議を行い、北朝鮮がロシアに派遣した兵士がウクライナの戦線に投入される可能性について「重大な懸念」を表明した。米ホワイトハウスが発表した。