写真は2020年8月4日の東京都内の様子。真夏でもほとんどの通行人がマスクを着用している(Yuichi Yamazaki/Getty Images)

官房長官、マスク着用は「十分に距離が取れる屋外では必ずしも必要ではない」

松野博一官房長官は11日の記者会見で、屋外でのマスク着用について「十分に距離が取れる屋外では必ずしも必要ではない」との認識を示した。東京都医師会の尾崎治夫会長が10日、換気の良い場所ではマスクの着用は必ずしも必要ではなく、着用義務を見直しても良いのではないかと述べたことに関する記者質問に答えた。

松野氏は、近距離で会話するような感染リスクの高い行動を避けることが重要であると専門家の見解を紹介。そのうえで、「屋外でも人との距離が十分に取れず会話をする際はマスクを正しく着用する必要があると考えている」とした。いっぽう、「距離が十分であれば屋外でマスクの着用は必ずしも必要ではない」とも付け加えた。

特に、気温・湿度が高い時は熱中症リスクが高まることから、屋外で人との距離が十分取れる場合には「マスクを外すことを推奨する」とした。マスク着用等の基本的感染症対策について、感染状況等も踏まえ専門家の科学的な意見を参考に検討していくとした。

▶ 続きを読む
関連記事
JAXAは6月12日、H3ロケット6号機の打ち上げに成功した。低コスト化を目指す「30形態」を初めて実証。信頼性回復と商業衛星打ち上げ市場での競争力強化を目指す
娘が父親の叱責をAIに相談し通報に至った事件を機に、現代の家庭教育の崩壊と道徳的危機の深層に迫る。学校が道徳教育を放棄し法律が親のしつけを奪う中、AIに善悪の判断を委ねる社会への強い警鐘を鳴らす
日本三景の一つ、天橋立で10日午後、成熟した雄のツキノワグマ1頭が景勝地に侵入した。砂洲を南へ歩いた後、海に飛び込んで遊泳し、近くの住宅街にまで達したが、当局が同夜、麻酔銃で捕獲した。一連の対応で人的被害はなかった
信越化学工業は、レアアースの生産能力増強に向け、福井県内に新工場を建設する方針を明らかにした。中国依存を下げ、国内供給網の安定化を図る
自民党総裁や外務大臣、衆院議長などを歴任した河野洋平氏が今月8日、すい臓がんのため死去したことが分かった。89歳だった。1993年、旧日本軍の従軍慰安婦の政治問題化を受け、慰安婦問題について「心からおわびと反省の気持ちを申し上げる」と表明した「河野談話」を発表した。