ウクライナ情勢を悪用する「サイバー攻撃者」増加 中国軍と繋がるハッカーが活発化
ハイテク大手Googleのアナリスト等によれば、ロシアのウクライナ侵攻とその結果として発生する混乱に乗じて、スパイ行為や窃盗計画に犠牲者を巧みに誘い込むことを狙う「攻撃者が継続的に増加」している。中でも中国人民解放軍(PLA)と繋がる中国を拠点とする他のサイバー犯罪者の活動が顕著に伺える。
2022年3月下旬にGoogleの脅威分析グループ(TAG)が発表した報告書によると、中国人民解放軍・戦略支援部隊に所属するハッカー集団「キュリアス・ジョージ(Curious Gorge)」がウクライナなどの諸国の「政府や軍事組織に対して攻撃工作を展開」している。イラン、北朝鮮、ロシアの国家ぐるみの攻撃者や他のハッカーは「さまざまなウクライナ情勢関連の話題を餌として利用し、ユーザーに悪質な電子メールやリンクを開かせる」ことを企んでいる。
Googleの某アナリストは、「たとえば、某攻撃者は軍隊兵士を装い、ウクライナの親戚を救助するためと称して金銭を巻き上げる手段を用いている」と説明している。
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