2022年4月14日、上海市徐匯区書香苑小区の女性住民によると、ここ数日間老人ホーム「蘭公館」から入居者の遺体15体が運び出されている。(スクリーンショット)

上海市、老人ホームで入居者相次ぎ死亡 情報隠ぺいか

厳しい外出制限が続く上海市の老人ホームで入居者が中共ウイルス(新型コロナ)に感染して相次ぎ死亡している、と住民は大紀元に情報を寄せた。遺族らは老人ホームなどが情報を隠ぺいしたと批判している。

市内中心部にある徐匯区の団地、書香苑小区の敷地内に「蘭公館老人ホーム」が開設されており、140人ほどが入居している。団地に住む女性住民は14日、「ここ数日間、毎日午前と午後に1回ずつ、2~3体の遺体が運び出されている」と大紀元に語った。

「私たちが日中確認したところ、すでに15人が亡くなったことがわかった。夜中に運ばれた遺体の数を加えれば、死者はもっといるだろう」

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