岸信夫防衛相は13日、イタリアのグエリーニ国防相と会談を行った(防衛省提供)

イタリア国防相、日本との協力を「重視」 次世代戦闘機「F-X」の共同開発にも関心=日伊防衛相会談

岸信夫防衛相は12日夜、訪日したイタリアのグエリーニ国防相と会談した。グエリーニ氏はインド太平洋戦略において日本との協力を重視していると述べ、次世代戦闘機「F-X」の共同開発など防衛装備品分野での協力の可能性にも言及した。先進7カ国(G7)のメンバー国として緊密に連携することで一致した。

岸防衛相は「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の維持と強化のためには欧州諸国の関与が不可欠だと指摘し、イタリアとの防衛協力の取組みなどで緊密に連携していく考えを示した。

グエリーニ氏は、イタリアは日本との協力を重視しており、「自由で開かれたインド太平洋」を強く支持すると述べた。航空自衛隊が現在運用するF-2戦闘機の後継機種となる次世代戦闘機「F-X」の共同開発にも関心を示し、防衛装備品分野での協力の可能性に言及した。

▶ 続きを読む
関連記事
航空自衛隊は2026年度の4〜8月、ロシア軍機や中国軍機に対応して347回の緊急発進を実施した。中国機への対応は累計215回で全体の約62%。ロシア機も8月に48回へと増加し、沖縄のF-15トラブルは現場負担を浮き彫りにした
那覇空港で航空自衛隊F-15の緊急着陸と主脚損傷が3週間内に相次ぎ、民間便にも影響が広がった。南西地域の防空任務を支える那覇基地では、高いスクランブル負荷と機体整備・再発防止が課題となっている
小泉防衛相は原子力潜水艦について、「選択肢を排除せず検討する」と表明した。長時間の潜航や高速航行といった利点がある一方、静粛性、法制度、世論などの重い課題も残る
インドネシアの大規模な森林・泥炭地火災を受け、陸自CH-47を搭載した輸送艦「くにさき」が到着した。自衛隊が海外でヘリによる空中消火を行うのは初めてで、約330人が現地機関と連携して活動する
小泉進次郎防衛相は、退職自衛官と家族を支援する新組織の創設に意欲を示した。隊員数が22万人を下回るなか、再就職や給付、医療・家族支援を一元化し、人材確保と離職抑制を図る