2022年4月11日、臨時医療施設に改装中の中国広州市の会議展示センター。(STR/AFP via Getty Images)

広州市、市外移動制限に一斉休校 都市封鎖の懸念高まる

中国広東省広州市は、中共ウイルス(新型コロナ)の感染拡大防止策として、11日から小中高校に1週間の臨時休校措置を取り、市民には市外への移動を制限した。市民の間では都市封鎖が実施される恐れがあるとして、不安が高まっている。

中国衛生当局によると、10日に新たに2万7209人の感染者が確認された。感染者の大半は上海市で確認された。同日の広東省の新規感染症例は19例にとどまっているという。

広州市政府はすでに全市民にPCR検査を義務付け、白雲区や天河区などの一部の住宅地を封鎖した。市は11日以降に市民が市外に行く場合、48時間以内のPCR検査の陰性証明を提出する必要があると決めた。小中高校は休校中、オンライン授業を行うという。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の蘇州市と大連市はこのほど、市中で中共ウイルス(新型コロナ)の新たなオミクロン変異株が見つかったと明らかに […]
中共ウイルス(新型コロナ)の感染拡大で都市封鎖が続く上海市では、住宅地などを視察する孫春蘭副首相に住民らが強い […]