米英豪、極超音速兵器の共同開発を発表 先行する中露に対抗
米国と英国、オーストラリアの首脳は6日、3カ国による安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」で、極超音速兵器や電子戦能力の開発で協力すると発表した。インド太平洋地域で海洋進出を強める中国共産党やロシアは同兵器の開発で先行しており、抑止力の向上に繋げたい考えだ。
米英豪首脳は共同声明で「自由で開かれたインド太平洋への関与を再確認した」と述べた。ロシアによるウクライナ侵攻にも言及し「人権、法の支配、強制力のない紛争の平和的解決を尊重する国際システムへの揺るぎない関与を改めて確認した」と付け加えた。
オーカスは影響力を拡大する中国共産党を念頭に、2021年9月に創設された。米国はオーストラリアの原子力潜水艦の配備に向けて協力を進めている。
関連記事
米英豪の安全保障枠組み「AUKUS」が2027年までの水中ドローン開発プロジェクトを発表。オーストラリアでの造船所投資や潜水艦建造計画も進み、インド太平洋地域での軍事防衛力の大幅な強化を目指す
トランプ米大統領がイランとの新合意条件を提示。ホルムズ海峡の即時開放や隠された濃縮ウランの捜し出しを要求し、まもなく最終決定を下すと表明した。一方、イラン側は軍事力を背景に強硬姿勢を崩していない
米軍がイラン国内やホルムズ海峡周辺で防衛的攻撃を実施した。自爆型ドローン4機を撃墜し、管制局を破壊した。米国政府高官は、この行動について停戦合意には違反せず、停戦維持を目的とした抑制されたものと強調した
CSISの分析によると、イラン・ウクライナ戦への対応で米国の兵器在庫が枯渇。トマホークやパトリオット等の補充に3年以上を要し、西太平洋での対中防衛に脆弱性が生じている。一方、中国側も実戦経験不足という弱みを抱える
ホン・カオ米海軍長官代行は、トランプ政権がイラン紛争向けの兵器を優先するため、台湾への大規模な武器パッケージを延期していると述べた