ウクライナ侵攻で「世界的な」食糧危機の恐れ=仏農業相

[パリ 21日 ロイター] – フランスのドノルマンディー農業・食料相は21日、ロシアのウクライナ軍事侵攻は「世界的な」規模の食糧危機を招く恐れがあると述べた。訪問先のベルギー・ブリュッセルで欧州連合(EU)の農業関連会合への出席を前に語った。

ロシアとウクライナは世界有数の穀物生産国。

ドノルマンディー氏は、EU加盟国の閣僚がビデオ会議でウクライナ首脳と食糧事情について意見交換すると説明した。

国連世界食糧計画(WFP)の関係者は18日、ウクライナの食料サプライチェーン(供給網)は崩壊していると指摘。橋や鉄道などの主要インフラが爆撃で破壊され、多くの食料品店や倉庫が空になっている状態だと明らかにしていた。

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