靴が濡れたときの対処法 – 臭いも残さず早く乾かす方法4つ
濡れた靴を早く乾かして臭いを消すには、いくつかの方法があります。
1.新聞紙を詰める
家事の達人のチェン・イングルさんは、新聞紙を詰める方法は、水を吸収することが目的なので、あらゆる種類の靴に適していると言います。比較的短時間で効果が得られるので、ほとんどの場面で新聞紙を詰めて処理しています」と言っています。
その際、靴全体に新聞紙を詰めるようにしましょう。こうすることで、2つのメリットがあります。
● 吸湿性向上:水分をそのまま吸収します。
● 変形防止:新聞紙が靴を固定することで、乾燥時に変形しにくくなります。
早く乾かすコツは、靴の中の新聞紙が湿ってきたら取り替えて、乾いた新聞紙を詰めかえることです。
新聞紙のほか、キッチンタオルも使えますが、キッチンタオルはコストが高く、無駄が多くなります。ただ靴が白や淡い色の場合は、インクで汚れてしまうので新聞紙を使うのは好ましくありません。代わりに、白い新聞紙やキッチンタオル、古着やタオルなどを靴に詰めましょう。
チラシに使われる広告用紙は、家庭で最も一般的な紙かもしれませんが、光沢のある広告用紙は吸湿効果が低いとチェンさんはアドバイスしています。
2.ヘアドライヤーを使う
靴が濡れると、ついついドライヤーで乾かしたくなるのが人情です。しかし、この方法はすべての靴に適しているわけではありません。
チェン・イングルさんによると、革やスエードの靴は、熱風で革が傷み、割れやすくなるので、ドライヤーでの乾燥は適さないそうです。ドライヤーの熱風を長く当てるほど、その温度が高いほど、革が傷みやすくなります。
スニーカーやキャンバス地の靴は、ドライヤーで乾燥させるとよいでしょう。大きな紙袋に靴を入れ、袋を少し閉じてからドライヤーで吹き付けると、熱風が袋の中を循環して早く乾くので、おすすめです。
乾燥後は、靴の角など、まだ乾いていない部分がないか確認するのを忘れないようにしましょう。完全に乾いていない場合は、さらに新聞紙を詰めます。
3.靴紐とインソールを外す
新聞紙を詰めるにしても、ドライヤーを使うにしても、まずは靴紐と中敷きを外してください。靴ひもや中敷きは、靴が乾くのを待つ間に、別に洗って乾かすと、においがつきにくいです。特に中敷きが厚く、水を吸い込みやすいと、臭いが中にこもりやすくなります。
4.靴底を高くする
革底で吸水性のある靴は、靴底の下に新聞紙を数枚敷くと吸水性が高まります。また、靴底に箸を数本置いて、靴底と地面の間に空気が循環する空間を作ると、靴底が早く乾くようになります。
スポーツシューズの場合、底に通気用の溝があり、ほとんどがゴム底で、水を吸って濡れることはないので、その必要はありません。
靴を水洗いするのは、この3つの場面です。
靴を水洗いする場面は3つあります。
まず、靴が濡れている場合は、急いで履くのでなければ、洗うことをおすすめします。
例えば、水浸しの舗装路を踏んだ場合、靴に油や汚れが付着し、洗わずに乾かすと、汚れや臭いが残ってしまうことがあります。靴は洗濯用洗剤を少量つけてブラッシングし、風通しのよい涼しい場所で乾燥させるか、天気が悪いときは除湿機をつけるとよいでしょう。
第二に、靴が濡れている場合、時間が許せば水に浸してブラッシングしてきれいにするのが一番です。 雨水が汚れているのに、風で乾したり、直接干したりすると、臭くなります。
3つ目は、靴に泥や水がかかったら、乾くまで待ち、乾いたブラシで払い落としてから、もう一度洗うことです。
靴が濡れている状態で泥を払い落とすと、汚れが繊維に浸透して汚れの面積が広がり、処理しにくくなります。同様に、泥や水がすでに布に浸透している場合は、完全に洗浄することは困難です。
防水スプレーは実用的ですか?
雨で靴が濡れるのを防ぐために防水スプレーが売られていますが、本当に効果があるのでしょうか?
チェン・イングルさんによると、防水スプレーは効果がありますが、均一に塗る必要があるとのことです。彼女は、スプレーが靴の表面で乾くのを待ってから、数滴の水をかけて、水が水滴になって表面を滑るかどうかを確認することを提案しています。
靴の中に水が浸み込むようであれば、スプレーが均一に塗布されていないことになります。
また防水スプレーの保護膜は時間が経つと徐々に剥がれ、スプレーの効果が薄れ、再塗布が必要になります。
(翻訳・里見雨禾)