BLM、フェミニズム…マルクス主義は形を変え世界に浸透=NZ作家

ソビエトと東欧を支配していた共産主義政権の崩壊とともに、多くの人は共産主義をすでに過去の遺物とみなしている。しかし、現在でも、それはさまざまな形で具現化している。ニュージーランドの作家トレバー・ルードン氏は、反差別運動ブラック・ライブズ・マター(BLM)やフェミニズムなど、マルクス主義は変質した形で世界中に浸透していると指摘した。

ルードン氏は11日、大紀元の姉妹メディア新唐人テレビ(NTD)のインタビューに応じた。「マルクス主義は、今日の政治経済の主要な枠組みモデルだが、大半の人はそれに気づいていない。なぜなら、マルクス主義といえば1840年代の古い階級闘争のようなものと認識しているからだ」と分析した。

カール・マルクスは『共産党宣言』の中で、人類の歴史は「階級闘争の歴史」と述べている。言わば、「闘争」を維持するために、憎しみを煽る必要がある。マルクスによれば、資本主義社会では生産手段を有するブルジョアジーと労働者階級のプロレタリアートの二大階級が対立する。

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