3月15日、米上院は、2023年から夏時間を恒久化する法案を発声投票による全会一致で可決した。写真は米連邦議会議事堂。ワシントンで2018年1月撮影(2022年 ロイター/Joshua Roberts)

米上院、夏時間恒久化法案を可決

[ワシントン 15日 ロイター] – 米上院は15日、2023年から夏時間を恒久化する法案を発声投票による全会一致で可決した。下院での可決とバイデン大統領の署名を経て成立する。

ホワイトハウスはバイデン氏が同法案を支持しているかどうかを明らかにしていない。ペロシ下院議長の報道官は、議長が支持しているかは明かさず、法案を綿密に検討していると述べるにとどめた。

法案の支持者らは、夏時間を恒久化すれば経済活動が増え、子どもがこれまでより遅い時間まで外で遊べるようになり、季節的なうつ症状の減少につながると主張している。外がまだ暗いうちに子どもが登校することになるとの反対意見もある。

米国では約30州が15年以降、標準時間と夏時間の間で年2回、時刻を調整する制度を廃止する法案が州議会で審議されてきた。

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