2021年4月20日、上院軍事委員会の予算公聴会で、中国とロシアによる米国への脅威と、信頼できる抑止力を提供するための国防省の対処について議論する米戦略軍司令官チャールズ・リチャード海軍大将(EJ Hersom, DOD)

核保有国の中露の存在「米史上かつてない脅威」=米戦略軍司令官

米国の核兵器管理を担当するチャールズ・リチャード戦略軍司令官は上院軍事委員会で8日、ウクライナ征服を図るロシアや核保有国である中国の台頭により、世界はかつてない危機に陥る恐れがあると警告を発した。

「核兵器を含むあらゆる手段で、世界のどの領域でも暴力を一方的にエスカレートさせる能力を持つ、2つの国に直面している」と述べた。また米史上これほどまでの脅威に直面したことはないと強調した。

次世代極超音速兵器の実験、核兵器近代化の開発と訓練の増加、ウクライナ侵略など、力を背景にした中国とロシアの動きは活発化する。中国外相がロシアを「最も重要な戦略的パートナー」と呼ぶなか、中露が連携するシナリオに備えた計画を準備しなければならないとリチャード氏は述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
12日、トランプ米大統領がFRB議長に指名したケビン・ウォーシュ氏は、上院の採決でFRB理事に承認された
AIやデータセンター、そして都市部での電力需要が急増するなか、米国は1兆ドルという巨額を投じて送電網の立て直しを急いでいる。しかし、老朽化のスピードと需要の拡大があまりに速く、この「再構築レース」で後手に回っているのが実情だ
破産件数は増加傾向にあるものの、雇用や企業活動などの他の経済指標は、まちまち、あるいは肯定的な兆しを見せている
原油価格は1バレル100ドルを超え、ガソリン価格は4年ぶりの高値水準にある
4月29日、米FRBは4月の金融政策会合で、政策金利を据え置くことを決めた。政策金利の誘導目標は、3.5〜3.75%に維持された