EU、ウクライナ人道支援拡大 「避難民は数百万人増加へ」
[ブリュッセル 8日 ロイター] – 欧州連合(EU)は8日、ウクライナへの人道支援に5億ユーロ(5億4700万ドル)を割り当てた。これまでに同国から200万人以上の避難民を受け入れたとし、さらに数百万人が流入するとの見方を示した。
ヨハンソン欧州委員(内務担当)は欧州議会で「事態はすぐには終息しない。(ロシアの)プーチン大統領は後悔も自制も、慈悲もなく戦争している」と指摘し、「さらに数百万人の避難が見込まれ、われわれは受け入れるべきだ」と述べた。
EUが過去12日間に受け入れた人数は、シリア内戦で難民が押し寄せた2015年と16年の合計を上回っている。
関連記事
トランプ大統領はウクライナにパトリオットミサイルの国内生産を認める方針を表明。防空強化を狙う一方、停戦に向けプーチン大統領との直接協議も検討。戦闘とエネルギー情勢は緊迫が続く
ウクライナの長距離ドローンがロシア領内深くを攻撃。ルビオ米国務長官は、ロシアの領空防衛が困難になり、戦争終結交渉の流れが変わりつつあるとの見方を示した
ウクライナ軍のドローン攻撃に対抗し、ロシア軍がスターリンク通信を妨害する電子戦システムを配備。補給線の偽装や分散も進め、戦況は通信妨害を軸に新局面へ
ウクライナ軍は中距離ドローンでロシア軍の後方補給線を継続攻撃。スターリンク連携や編隊運用により戦場の構図が変化し、補給遅延と前線圧迫で優位を維持している。
ロシア軍がキーウに開戦以来最大規模の空襲を実施。ミサイルや無人機計570発が発射され、死傷者は100人以上に。市民5万人が避難し、防空強化の必要性が改めて浮き彫りとなった