3月8日、米国防総省高官はロシアのウクライナ侵攻が13日目に入った現在でも、両国の戦闘能力は共に大部分がまだ利用できる状態にあるとの見方を示した。写真は3月7日、ウクライナのスムイ近辺のロシア軍の戦車(2022年 ロイター/Irina Rybakova/Press service of the Ukrainian Ground Forces)

ロシアとウクライナ、共に戦闘能力の大部分利用可能=米国防総省高官

[ワシントン 8日 ロイター] – 米国防総省高官は8日、ロシアのウクライナ侵攻が13日目に入った現在でも、両国の戦闘能力は共に大部分がまだ利用できる状態にあるとの見方を示した。

また、ロシアは侵攻に先立ち国境沿いに15万人を超える軍部隊を集結させていたが、国内の別の地域から追加的に国境沿いに部隊を配備している兆候は見られないとした。

侵攻状況については、ロシア軍はウクライナ南東部の港湾都市マリウポリを孤立化させたものの、市内にはまだ進軍していないとの見方を示した。

ロシア国防省はこの日、2月24日のウクライナに対する「特別軍事作戦」開始以来、ロシア軍はウクライナの戦車や装甲車など約900台を破壊したと発表。マリウポリについては、ドネツクの親ロシア派による攻撃が再開されているとした。

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