米国のマイケル・マレン元統合参謀本部議長を歓迎する台湾の呉釗燮(ごしょうしょう)外交部長(提供:台湾外交部)

米超党派訪問団が台湾到着 「米国の一貫した支持と重視を示す」=台湾外交部

マイケル・マレン元統合参謀本部議長率いる米国の超党派訪問団は1日、台湾に到着した。空港では台湾の呉釗燮(ごしょうしょう)外交部長(外相)が出迎え、一行を歓迎した。ウクライナ情勢の緊迫化が増すなかでの訪問について、台湾外交部(外務省)は米国の一貫した姿勢を示すものとの見方を示した。

訪問団の派遣はバイデン大統領の指示によるもの。マレン氏のほかミシェル・フロノイ元国防次官やメーガン・オサリバン元大統領副補佐官、マイケル・グリーン元国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長らが含まれる。訪問日程は1日から2日まで。

台湾の外交部は、民主・共和両党の元高官からなる訪問団は「台湾に対する米国の超党派的な支持を示すもの」であり、「ウクライナ情勢が緊迫化するなか、バイデン大統領が重量級の訪問団を派遣したことは、台湾に対する一貫した支持と重視を示している」との認識を示した。

▶ 続きを読む
関連記事
米政府監査院(GAO)の分析で、オバマケア補助金に社会保障番号の不正利用や死亡者の名義悪用が多数確認され、数十億ドル規模の損失が生じている可能性が明らかになった
FBIのパテル長官が、児童救出、スパイ網摘発、殺人率の大幅低下など就任後10か月の成果を語った。フェンタニル密輸やアンティファ資金、焼却予定の機密文書発見など最新状況も明らかに
次期米大統領選の鍵を握るZ世代。彼らは傍観者ではなく、困難な経験から育まれた切迫感と多様な意見で政治を動かし始めている。既存政党は彼らの「言葉」を理解し、対応できるのかを問う
2021年1月6日のアメリカ議事堂襲撃事件前夜、コロンビア特区でパイプ爆弾を設置したとされる男が約5年ぶりに逮捕された
デル・テクノロジーズのマイケル&スーザン・デル夫妻が、トランプ政権の「インベスト・アメリカ」構想に62.5億ドルを寄付。2500万人の子供に初期預金250ドルを提供