中国ネット上では1月28日、江蘇省豊県の女性住民が首を鎖でつながれ、夫に監禁されている動画が投稿された(スクリーンショット)

首に鎖の女性、当局が4度目の声明 ようやく「人身売買」認める 夫らを拘束

中国国内では、江蘇省の女性が首を鎖でつながれ監禁されていた問題をめぐって、波紋が続いている。地元当局は世論の圧力を受けて10日、4回目の声明を発表し、ようやく人身売買があったとして女性の夫らを拘束した。事件の経緯をめぐる説明は二転三転し、市民の不信感を増幅させている。

1月28日、中国国内SNS上で、徐州市豊県の女性住民が造りの粗末な小屋に監禁されている動画が投稿された。厳冬のなかで女性は薄着で、首には鎖が巻かれている。女性は8人の子どもを持つ母親でもある。

この動画は中国で高い関心を集めた。女性が人身売買の被害者だとする指摘が相次ぎ、地元政府に対して「犯罪グループを庇っている」と批判を浴びせた。

▶ 続きを読む
関連記事
習近平の健康状態をめぐり再び注目が集まっている。米メディアは、訪米時に中国側が5時間の休憩時間や専用休憩室を求め、歩行距離や立っていられる時間まで考慮して日程を組んだと報じた
中国共産党の機関紙が10日連続で中国経済に関する署名記事を掲載した。内需や消費の弱さを認める一方、分析では「9・29」景気刺激策の効果は限定的で、短期的な大規模追加策の可能性も低いとの見方が出ている
サクランボの木が大量に枯れた。原因を追及した農家だけでなく、助けた弁護士や記者まで拘束。中国・大連で何が起きているのか
中国で銀行再編が加速している。2025年には670を超える銀行が閉鎖され、銀行数は4年間で23%減少。不動産不況や低金利、デフレに加え、3兆ドル規模ともされる「隠れ不良債権」が地方銀行の経営を圧迫
米FBIが、中国政府の指示を受けて情報収集を行っていた疑いのある女を逮捕。監視対象は台湾・頼清徳総統の息子とその家族。自宅や車を撮影し、中国側に情報を報告していたという