松野博一官房長官は10日午後の会見で、韓国の文在寅大統領が同日公表した書面インタビューの中で岸田文雄首相との対話を呼びかけたのに対し、今後の首脳会談の予定は何も決まっていないとの見解を示した。写真は文大統領。ソウルで昨年10月、代表撮影(2022年 ロイター)

日韓首脳会談の予定ない=韓国大統領の対話呼びかけで官房長官

[東京 10日 ロイター] – 松野博一官房長官は10日午後の会見で、韓国の文在寅大統領が同日公表した書面インタビューの中で岸田文雄首相との対話を呼びかけたのに対し、今後の首脳会談の予定は何も決まっていないとの見解を示した。

文大統領は、共同通信など海外メディアによる書面のインタビューに対する回答の中で「日本の首相とのコミュニケーション(の窓)は常に開かれている」と述べた。一方、日本政府による新潟県の「佐渡島金山」の世界文化遺産候補としての推薦に対しては「憂慮」を表明した。

松野官房長官は、文大統領の発言に関する内容は承知しているがコメントは差し控えるとした上で、日韓両国は旧朝鮮半島出身労働者の問題や慰安婦問題などで「非常に厳しい状況にある」と指摘。他方で「このまま放置できない」とも述べ、日韓関係を健全な関係に戻すべく、日本の一貫した立場に変わりはないとの認識の下で、韓国側に「適切な対応を求めていく方針に変わりない」と語った。

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