2020年7月4日、香港の米国総領事館の外で、米国独立宣言を祝うために米国旗を掲げる男性(Anthony Kwan/Getty Images)

「非道な人権侵害に責任」米議員、2000人以上の中共幹部に対する制裁法案提出

米議会の共和党議員は9日、2000人以上いる中国共産党全国代表大会の代表者とその家族に対する制裁法案を提出した。米渡航ビザの発給停止や米国金融システムへのアクセス禁止などを含む。議員たちは声明で「中国共産党は非道な人権侵害に対して責任を負わなければならない」と述べた。

「中国共産党制裁法案(STOP CCP act)」は下院軍事委員会のマイク・ロジャース議員ら15人の共和党下院議員が共同提出した。制裁逃れの穴を封じるため、党幹部は家族を介しても米国の金融システムにアクセスできないようにする。さらに、中国でビジネスを行う米国企業が制裁対象者と取引することも禁止する。

法案は、ウイグル人や香港での人権侵害、米国知的財産の盗用、台湾への軍事威嚇の停止を約束するといった条件を満たせば、制裁対象者に2年間の制裁免除できる権限を大統領に与える。しかし、この免除措置は2年ごとに失効するため議会で更新する必要がある。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ政権は28日、中国を含む外国製の新型ロボットと電力インバーターの輸入を禁止する一連の措置を発表した。米国の人工知能(AI)開発を国家安全保障上の脅威から守ることが目的だ。米国の禁止措置は、中国のロボットメーカー、とりわけ宇樹科技に打撃を与える。
米国の初代大統領ジョージ・ワシントンから現大統領のトランプ氏に至るまで、米大統領の移動手段は大きく変化してきた。馬車から自動車、専用機、装甲車まで、240年にわたる大統領専用の乗り物の歴史を振り返る
トランプ政権は7月27日、英国、ドイツ、日本など24の同盟国とともに、安全な第6世代移動通信システム(6G)の開発加速、6G規格の策定、中共による次世代通信技術への影響力の弱体化を目的とする世界的な協力計画を始動させた
米政府は、人工知能(AI)の発展に伴うデータセンターの拡大と電力需要の急増に対応するため、22日、約32億エーカーに及ぶ連邦水域内で原子力事業を建設する計画を評価すると発表した。これは、国内のエネルギー生産を拡大し、先進的な原子力技術の配備を加速する計画の一環である。
米通商代表部(USTR)は7月23日、日本や中国、EUなど60か国・地域からの輸入品に10~12・5%の追加関税を課す最終決定を発表した。24日に失効する一律10%関税に代わる措置である。