2月2日、米国の航空・旅行業界団体や商業会議所は、ホワイトハウスが昨年12月に強化した新型コロナ対策で、米国到着の国際便ではワクチン接種済みでも搭乗客に出発直前の陰性証明を義務付けた規定を終了するよう連名で訴えた。写真は2020年11月、コロラド州デンバーの空港で撮影(2022年 ロイター/Kevin Mohatt)

米航空・旅行業界、国際便到着客への陰性証明義務終了求める

[ワシントン 2日 ロイター] – 米国の航空・旅行業界団体や商業会議所は2日、ホワイトハウスが昨年12月に強化した新型コロナ対策で、米国到着の国際便ではワクチン接種済みでも搭乗客に出発直前の陰性証明を義務付けた規定を終了するよう連名で訴えた。

大手航空各社を代表するエアラインズ・フォー・アメリカや米商業会議所のほか、国際航空運送協会、米航空宇宙工業会、米旅行業協会などが共同でホワイトハウスに書簡を送った。

出発前のウイルス検査が海外旅行を避ける最大の理由になっていることが搭乗客への調査で示されているとし、新たな脅威となるコロナ変異株がまた登場すれば、そのときに出発前の検査規定を柔軟に復活させればよいと訴えた。

エアラインズ・フォー・アメリカによると、先週の国際便の旅客輸送は2019年の同時期を38%下回った。

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