1月22日、ドイツ海軍トップのシェーンバッハ提督(写真)が、ロシアやウクライナを巡る自身の発言が物議を醸した責任を取って辞任した。ニューデリーで21日撮影。提供写真(2022年 ロイター)

ドイツ海軍トップ辞任、ロシアやウクライナ巡る発言が「炎上」

[ベルリン 22日 ロイター] – ドイツ海軍トップのシェーンバッハ提督が22日、ロシアやウクライナを巡る自身の発言が物議を醸した責任を取って辞任した。

シェーンバッハ氏は21日、インドでのシンクタンク主催の討論会で、ロシアのプーチン大統領が望んでいるのは尊敬されることだと指摘。「そして誰かに敬意を払うのは低コストか、コストがかからない場合さえある。彼が求めている尊敬を実行するのは簡単で、恐らくそれに値するだろう」と述べた。さらに、ロシアのウクライナにおける行動は是正される必要があると認めつつ、「クリミア半島はもう返ってこないというのが事実だ」と語り、ロシアによる2014年のクリミア編入は許容できないとする西側諸国の共通認識に反する考えを示した。発言は英語で、ソーシャルメディアを通じて動画で配信された。

ウクライナ外務省はドイツ政府がシェーンバッハ氏の発言を公式に否定するよう要求。同氏の発言内容は、地域情勢を落ち着かせようとしている西側諸国の取り組みを損ないかねないと批判した。

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