15日に海底火山の大規模噴火が起きた南太平洋の島国トンガの被害状況が徐々に明らかになっている。18日には、本島であるトンガタプ島の西岸や離島が深刻な津波被害を受けたことが分かった。ニュージーランド軍が偵察機から17日に撮影(2022年 ロイター)

トンガ火山噴火、離島に壊滅的な被害 死者増加の恐れ

[シドニー/ウェリントン 18日 ロイター] – 15日に海底火山の大規模噴火が起きた南太平洋の島国トンガの被害状況が徐々に明らかになっている。18日には、本島であるトンガタプ島の西岸や離島が深刻な津波被害を受けたことが分かった。

だが、大量の火山灰で空港が使えない上、海底ケーブルが損傷して通信が依然途絶えており、国際社会による救援活動は進んでいない。

トンガの外交官によると、離島が壊滅的な被害を受けており、死傷者が増える恐れがある。ニュージーランド国防軍の偵察機の画像によると、マンゴ島は村全体が壊滅状態にあり、アタタ島でも多くの建物が倒壊しているという。

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