米司法省のロゴ(Samuel Corum/Getty Images)

米農業大手の中国籍科学者、経済スパイ活動認める 「千人計画」に参加

米司法省は6日、米農業大手モンサント社の元中国人科学者が、中国政府のために経済スパイ活動を共謀したことを認めたと発表した。同科学者は中国の海外人材招致計画「千人計画」に選ばれた一人である。

米ミズーリ州チェスターフィールドに住んでいた中国籍の向海濤被告(Haitao Xiang、44歳、音訳)は、2008年にイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校で博士号を取得し、同年モンサント社に入社。デジタル農業、⼟壌肥料や養分管理研究を担当し、3件の⽶国特許を取得した。17年に「千⼈計画」の⼀⼈に選ばれた⾼度な技術を持つ研究者である。

裁判資料によると、向被告は2008~17年まで、モンサント社と子会社のクライメート社に科学者として勤務していた。2社は農家の農業生産性を向上・改善するために使用するデジタル・オンライン農業ソフトウェア・プラットフォームを開発した。このプラットフォームの重要な技術はNutrient Optimizerと呼ばれる独自の予測アルゴリズムだった。同被告はこの技術を盗もうとした。

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