ドイツ外相、米国務長官と会談へ ロシアとの対話重視
[ベルリン 5日 ロイター] – ドイツのベーアボック外相は5日、ワシントンを訪問し、ブリンケン米国務長官と会談する。ベーアボック氏はウクライナを巡る紛争を回避するため、ロシアとの対話の重要性を再確認する意向を示した。
ベーアボック氏は声明で「ロシアについては、欧米政府の共通のメッセージは明らかだ。ロシアが行動を起こせば明らかに代償を支払うことになる。危機を回避する唯一の手段は対話だ」と表明。
「われわれは決定的な局面に入りつつあり、近く異なるレベルで重要な会議が行われる。協議の形式は異なっても、ロシアに対するわれわれ欧米パートナーのメッセージは常に同じだ」と述べた。
米国とロシアは、ウクライナ情勢を巡り、今月10日にジュネーブで安全保障協議を実施する。北大西洋条約機構(NATO)も今月12日にロシアとの会合を開く。
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