置き去りにされた赤ちゃん 野良犬の親子に見守られ、一命をとりとめる

インドのチャッティスガル州で、生まれたばかりの女児が裸で野原に放置されていました。発見された時、彼女の周囲には野良犬の母犬と子犬たちがおり、寒い夜に彼女が凍死しないように守り、温めているように見えたそうです。 

「Times Now」によると、ムンゲリの村で事件は起きました。村の人が畑で赤ちゃんの泣き声を聞き、生まれたばかりで服も着ておらず、へその緒も切っていないらしい女児を発見しました。 

不思議なのは、野良犬の母犬と、6匹の子犬たちに囲まれた女児の赤ちゃんには、体に何の傷もなかったことです。村の人たちはすぐに、犬たちが彼女を守ってくれていたことに気づきました。 

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村の人たちの中には、「もう12月だから、夜の気温はもっと下がっていただろう」と言う人もいました。この女児は幸いにも、一命をとりとめました。母犬と子犬たちに温められ、生かされていた可能性があります。 

「私たちは外で仕事をしていたが、午前11時、村で生まれたばかりの女の子が、子犬に囲まれて横たわっているのを見かけた」と、村の代表者であるムンナラル・パテルさんは言います。 そして、保健所に報告した後、女児は病院に搬送されました。 

医師が診察した後、女児は児童福祉施設に運ばれて保護され、アカンカと名付けられました。一方、警察は女児の家族の行方を捜しているとのことです。
 
「Indian Express」の報道によると、多くの村の人や法執行機関は、女児の家族に対して重大な処分を下すよう要求しています。 

また、女児にひどい仕打ちをした家族のもとに返すべきではない、とも言われているとのことです。 

(翻訳・里見雨禾)