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なぜ北欧の人間が「台湾の冬は耐え難いくらい寒い」と言うのか?

亜熱帯に位置する台湾では、冬の気温はまだ10℃台半ばで、寒帯の-10℃に比べればとても暖かいです。 しかし、北欧から来たスウェーデン人の中には、台湾の冬を耐え難いほど寒いと感じる人もいます。

このルーカス・エングストロムという人は、台湾に10年住んでいるそうです。 YouTuberでもあり、自身のYouTubeチャンネル「外国人への台湾紹介」では、台湾で暮らす外国人に関する短い動画をよく紹介しています。

最新の動画「外国人が信じられない台湾のこと」では、台湾に移住して信じられない10のことを挙げています。 2位は、台湾の冬が寒くてたまらないというもの。

スウェーデンの冬は、マイナス20度、マイナス30度くらいあるそうです。 だから、「台湾の冬はとても寒い」と言っても、誰も信じてくれません。

実は、当初、台湾人が「台湾の冬は寒い」と言ったときも、彼は信じませでした。 自分で体験して初めて、それが真実だと気づいたのです。

スウェーデン人は冬になると暖房を使いますが、台湾人はほとんど使わないことが問題だと指摘します。

彼は「スウェーデンで外気温がマイナス20度でも、実は室内は20度なのです」と言います。 しかし、台湾では外が10度でも、室内は10度なんですよ」と言います。

それは、壁が薄いため、温度であれ騒音であれ、基本的に断熱することができないからだと考えています。

エンスローンの告白は、台湾のネットユーザーたちの間で議論を巻き起こしました。 台湾は暖房がなく、湿度も高いので寒いという声もありました。 また、「台湾に来たカナダの友人もカナダより寒いと言っていた」「北海道(日本)の冬はマイナス10度で台湾ほど寒くない」「フィンランドにしばらく住んでいたとき、外気温が2~5度で風もないのに半袖でいられた」という声もありました。

(翻訳・井田千景)

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