2009年新疆ウイグル自治区ウルムチで買い物をする女性と、背後には銃器を構えて立つ中国軍兵士(PETER PARKS/AFP/Getty Images)

国際学術誌、DNA論文を取り下げ 共著者9人が中共警察関係者

学術出版大手のシュプリンガー・ネイチャー(Springer Nature)が発行する国際的な学会誌「人類遺伝学」(Human Genetics)は、研究倫理上の懸念を理由に中国における3.8万人のDNAデータを取り扱う研究論文を取り下げた。

これらの論文は中国、ドイツの研究者ら30人が執筆者として名を連ねるが、少なくとも9人の警察関係部門と警察学院、中国の大学の法医学部に所属する人物が含まれている。

同論文は、中国全土から採取したDNAサンプルを用いて、異なる民族間および民族内部の遺伝的な変異を評価するという研究報告だ。しかし、データの収集過程には「倫理とインフォームド・コンセントの手順」が不適切と指摘され、同誌は取り下げに至った。8月と9月にも同様の理由で2本の論文を取り下げている。

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