漢方の薬膳とツボ押しで肝臓を養うことが、精神面の安定にも役立ちます。(Shutterstock)

「うつ症状は肝臓の問題から生じる」漢方医が教える改善法

秋香さん(仮名)は、抑うつ症状をもつ女性です。

彼女は、心理学に興味をもち大学で心理学を専攻しました。思いかけず心の病について知識を得てから、自身の憂うつな気持ちはますます重篤になりました。授業にも出られなくなり、自分の体が崩壊しそうになっていたのです。

彼女は何の理由もなく泣き、夜も眠れず、食事もとれなくなりました。抗うつ剤を服用していますが、気持ちの改善にはあまり役に立ちません。

▶ 続きを読む
関連記事
肝がんは急に発症するのではなく、肝臓への負担が長年蓄積し、線維化・肝硬変を経てがん化へ進行します。この過程には介入の時間があり、飲酒習慣や脂肪の代謝改善、ウイルス感染の管理で発症リスクを大きく下げることができます。
デンマークの研究で、低炭水化物・高タンパク質食を続けた人は、体重が大きく減らなくても血中脂質が改善し、肝臓脂肪が減少しました。糖質制限が代謝を健やかに保つ可能性が示されました。
ピーナッツや竹箸にも潜む“見えない毒”。高温でも壊れないアフラトキシンは肝臓がんの原因に。専門医が教える3つの予防ステップとは?
朝起きて口が苦いのは肝臓や胆嚢のサインかも。中医学のツボ押しや食事療法で、不調を整える自然な対処法を紹介します。
怒りや不安は“気分”だけの問題ではない?中医学と現代医学の両面から、感情が臓器の働きに及ぼす影響を探り、心と体を整える実践的なセルフケア方法をご紹介します。