12月1日、台湾当局は、中米ホンジュラスの大統領選で左派野党のシオマラ・カストロ氏(写真)が勝利したことを受け、同氏と協力して長期の友好関係を深化させる考えを表明した。写真はホンジュラスのテグシガルパ で9月撮影(2021年 ロイター/Fredy Rodriguez)

台湾、ホンジュラスのカストロ次期大統領に祝意 関係強化に期待

[台北 1日 ロイター] – 台湾当局は1日、中米ホンジュラスの大統領選で左派野党のシオマラ・カストロ氏が勝利したことを受け、同氏と協力して長期の友好関係を深化させる考えを表明した。

ホンジュラスは台湾と国交があるわずか15カ国の一つだが、カストロ氏はマニフェスト(選挙公約)で、勝利すれば中国と国交を結ぶとしていた。カストロ氏は同国初の女性大統領となる。

台湾当局は、温曜禎・駐ホンジュラス大使が選挙の結果が確定してからすぐさま、蔡英文総統の代わりにカストロ氏に祝意を伝えたと明らかにした。

▶ 続きを読む
関連記事
EUがXに対し、約1億4千万ドルの制裁金を科したことを受け、アメリカ政府が強く反発している。米通商代表部は12 […]
FIFAは反発を受け、2026年W杯で「サポーター向け」60ドル特別チケットを導入する。各試合400~750枚を各国協会に配分し、熱心な代表サポーターを優先支援する方針だ。高騰批判を受けた価格戦略を大きく見直した形となる
香港の元メディア界の大物、黎智英氏が15日、香港の裁判所で国家安全維持法違反により有罪と認定された。判決後、親族や英国、カナダの政府が相次いで批判した
中国人富豪による米国での代理出産が急増する中、100人以上の子をもうけたとされる実業家・徐波に対し、米ロサンゼルスの家庭裁判所は「通常の養育範囲を超える」として親権認定を拒否した。制度の隙を突く動きに米当局の注目が集まっている。
米パデュー大学は敵対国とされる国々、中共やイランなどからの学生を受け入れない方針を決定した。専門家は、中共が留学生を情報活動に利用してきた実態を指摘し、その影響で多くの中国人学生が貴重な海外留学や研究の機会を失うことになったと指摘。