インドのバンガロールにあるアパートで火災が発生したが、幸いにゴールデンレトリバーが吠え続けたおかげで、住人に家事から脱出させた(シャッターストック)

ひたすら吠え続けて、150人を火事から逃がしたお手柄レトリバー

インドのカルナタカ州にあるアパートで起きた火災は、一匹のゴールデンレトリバーに発見されました。幸いこのワンちゃんが吠え続け、眠っていた飼い主が目を覚まし、他の住人にも気が付かせ、最終的には約150人が火事から逃れることができました。

インドのメディアの報道によると、11月17日午後、カルナタカ州の州都ベンガルールのアパートで火災が発生しました。

アパートはビジェイ・ピライという男性のもので、火災の原因は1階の電気配線がショートしたためだと思われます。

火災当時、ピライ氏は仕事で留守にしており、家には60歳の母親とペットの犬・アプだけがいて、母親は寝ていました。

普段おとなしいアプちゃんが、急に吠え出して、びっくりしたそうです。母親が起き上がってみると、家の中には火と煙がありました。 その後、近所の人が様子を見に、彼女の家に駆けつけてきて、彼女を救出しました。

アプがしつこく吠えていたので、他の住人も火事に気づき、消防隊に連絡しました。 消防隊が火を消すのに約2時間かかりました。

このアパートには50家族、合計約150人が住んでいました。 アプちゃんの警告により、無事に火災から避難できたので、みんな褒めていました。 もし彼が吠えていなかったら、火はアパートの他の場所にも広がっていたかもしれません。

アパートの住人の一人は「犬はとても鋭いと言われている。人間の最良の友だ」と言います。 今日、私はそれが真実であることを自分の目で確かめました。 私は今、自分の犬を飼いたいと思っています。

地元の上級消防士であるナゲッシュ氏によると、火元はまだ見つかっていないとのこと。 ガスバレルには影響がありませんでした。 冷蔵庫や浴室の給湯器の電線ショートが原因ではないかと推測されています。

「幸いに誰も傷つかなかった、なんとか火を消すことができった」とナゲッシュ氏は語りました。 

(この事件の動画はここをクリック)

(翻訳者:井田千景)

 

関連記事
チューインガム1枚で数百〜数千のマイクロプラスチックが唾液中に放出される──UCLAなどの最新研究が示した、意外な“日常的曝露”の実態とは。
人に悪く言われても、怒らず、謙虚に接した翟方進。 相手の敵意を消し、関係を円満にしたこの逸話は、『漢書』に記された2000年前の人間関係の知恵です。 一歩引く勇気が、道を開きます。
東京の春を切り取った18枚の静止画を通して、春の希望と喜び、そして前向きに生きる活力を感じて頂けたら幸いです。
ローゼルは抗酸化成分が豊富で、血圧・血糖・脂質を下げ、がんやアルツハイマーの予防にも効果が期待されます。美容やダイエットにも有効で、薬食同源の代表食材として注目されています。
「血管の老化」が心筋梗塞や脳卒中を招く⁉ でも安心。ブロッコリーやリンゴなどの“若返り食材”と、1日3分の簡単運動で血管年齢は変えられる!