グテレス国連事務総長は29日、新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン」の感染を踏まえ、初めに症例が報告されたアフリカ南部諸国の孤立に懸念を表明した。24日撮影(2021年 ロイター/Luisa Gonzalez)

国連事務総長、アフリカ南部の孤立を懸念 オミクロン巡り

[国連 29日 ロイター] – グテレス国連事務総長は29日、新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン」の感染を踏まえ、複数国が水際対策として渡航制限に動く中、初めに症例が報告されたアフリカ南部諸国の孤立に懸念を表明した。

グテレス事務総長は声明で「渡航や経済的関与を可能にするため、渡航者を繰り返し検査するなど、感染リスク回避を目的とする他の適切かつ真に効果的な措置を検討するよう、全ての各国政府に要請する」と述べた。

世界保健機関(WHO)は29日、オミクロン株について、世界的に広がる可能性が大きいとの認識を示した。一部地域で感染者が急増し「深刻な結果」をもたらす可能性があり、グローバルなリスクが「非常に高い」とした。

▶ 続きを読む
関連記事
世界の原油在庫が数年ぶりの低水準にある脆弱な局面において、世界経済は「エネルギーの喉元を締められる」厳しい試練に直面している。ただし同時に、これについて楽観的な分析を示す専門家もいる。
英ストリーティング国防相は、トランプ氏の圧力が欧州の防衛強化を促したと評価。将来は欧州が感謝すると述べ、対米依存見直しと自立強化の必要性を強調した
中国のAI企業DeepSeekが2回目の資金調達を停止したと報じられた。創業者・梁文鋒氏の流出音声には、中国AIの計算能力やファーウェイ製半導体、米国の輸出規制対象半導体の調達に関する発言が含まれていた
中国が台湾・金門島まで約3キロの海域に建設した巨大空港が年末にも開港へ。金門・尚義空港との離着陸空域は約7割が重複する見通しで、航空安全への懸念が浮上。専門家は、中共の「融合戦略」やグレーゾーン圧力を強める象徴的インフラになる可能性があると警鐘を鳴らしている
米中対立が激化する中、中共はレアアースで米国に圧力をかけている。一方、半導体や先端技術、輸出市場では米国と同盟国への依存が続く。専門家が米国の構造的優位と対中戦略を分析