シンガポールにあるインターポールの建物(ROSLAN RAHMAN/AFP via Getty Images)

中国高官、インターポール幹部選挙に立候補 人権組織「キツネが鶏小屋を管理」

11月23〜25日にトルコで行われる「国際刑事警察機構(ICPO、インターポール)」の総会で、次期執行委員会のメンバーが選出される。中国公安部(省)の高官も立候補している。人権専門家の間では、中国がICPOの権限を悪用して、海外の反体制派を追跡するのではないかという懸念が広がっている。

中国公安部国際協力局の胡彬郴副局長は、同委員会のアジア代表として2議席を争う3人の候補者の1人である。

13人のメンバーで構成される執行委員会は、ICPOの事務局の仕事を監督し、今後の方針を決める。ICPOは、人や物の識別情報を含む多数のデータベースを管理している。世界の最重要指名手配犯の逮捕要請「レッド・ノーティス」というシステムも運営している。

▶ 続きを読む
関連記事
北京の要衝を守る衛戍区司令官が交代したのは、張又俠拘束の直前だった。習近平が信頼できる人物を配置し、軍内部の動きを封じた可能性が指摘されている
複数のアナリストは、文民・軍双方の高官に対する一連の粛清は、習近平氏がさらなる任期確保に向けて動く中での政治的権力集中を示していると指摘している
サム・ブラウンバック元米国際宗教自由担当大使は4日、中共は信仰弾圧において「神への戦争」を仕掛けていると述べ、こうした迫害を宥和すれば世界にさらなる侵略を招くだけだと警告した。
張又俠が拘束される前、北京では異例の人事が進められていた。中共の官製メディアによると、約一年にわたり空席となっていた北京衛戍区司令員の職に、元武警上海総隊司令員の陳源が就いていたことが分かった
中国共産党(中共)当局は国内の混乱を隠すため、ポルノ投稿でSNSを氾濫させる手法によりデジタル権威主義を拡大している