拘束中の市民記者・張展氏 ハンストで「衰弱」 家族らは早期釈放求める
昨年、中国武漢市での中共ウイルス(新型コロナウイルス)の感染実態をネット上に投稿したことで当局に懲役刑を言い渡された女性市民ジャーナリスト・張展氏(37)は、収監先の刑務所でハンガーストライキを続けている。家族は、張氏が現在、衰弱していると明かし、当局に対して早期釈放を求めている。
英国在住の中国民主化活動家・王剣虹氏は10月30日、フェイスブック上で、前日に行った張展氏の母親とのビデオ通話を公開した。張氏の母親は、同氏の体がさらに弱くなり、「歩くとき、人に支えてもらわなければならなくなった。話すときには頭を上げる力すらない。今すぐ、病院で治療を受けないと、命が危ない」と話した。
張展氏の兄、張挙氏もツイッターに中国語と英語でツイートした。同氏によれば、身長177センチの張展氏の体重は現在40キロにも満たない。「彼女がこの冬を乗り越えられるかはわからない。妹のことを永遠に覚えていてほしい」と張挙氏は書き込んだ。
関連記事
現在、中国に足を踏み入れた者、とりわけ華人は、拘束されたり「有罪」とされたりする可能性がある。その時点で何をしたかだけが理由になるとは限らず、何年も前の言動やインターネット上の投稿が問題とされる可能性もある。
中共の情報収集が、工作員中心から企業、ドローン、サイバー空間を利用する「分散型」へと広がっている。米国で相次いで明らかになった事例と、防諜当局が警戒する新たな情報網の実態を追う
中国の蓄電池産業で供給過剰への懸念が強まっている。2026年上半期の新規導入は前年同期比18%減。当局は増産計画の点検に乗り出し、価格競争や業界再編、海外輸出の拡大に伴う貿易摩擦も焦点となっている
中国で新たなダニ媒介ウイルスが発見された。発熱や倦怠感、胃腸症状などとの関連が確認され、既知のウイルス検査で陰性だった患者からも検出。中国15省のダニからもウイルスが見つかった
米下院外交委員会の小委員会が、米国内における外国勢力の影響工作をテーマに公聴会を開催。中国共産党やキューバ、イランに関連する活動、ネビル・ロイ・シンガム氏をめぐる資金ネットワークを議論する見通しだ