2021年5月、襲撃で負傷した後、搬送先の病院で取材に応じる梁珍氏(宋碧龍/大紀元)

香港大紀元記者への襲撃、警察当局「容疑者起訴に十分な証拠がない」捜査終了

今年5月、こん棒を持った暴漢が香港大紀元の梁珍・副編集長を襲撃した事件で、香港警察はこのほど、捜査を終了し、容疑者を起訴するための「十分な証拠」を得られなかったと示した。梁氏は引き続き追及していくと表明した。

梁氏は5月11日、自宅を出たところ、覆面の男にこん棒で襲われ、両足を負傷した。警察当局は約1週間後に、少なくとも容疑者1人を逮捕したと梁氏に伝えた。さらに3週間後、梁氏は不審な男に尾行されたと警察に通報し、証拠写真などを提供した。警察側はこの男を遊蕩罪(徘徊の罪)の疑いで拘束した。しかし、当局は容疑者らを送検していない。

警察当局はこのほど、梁氏に対して、「調査から得られた証拠を慎重に精査した結果、誰かを起訴するための十分な証拠がなかった」と説明した。当局は、「今後、関与者に関する情報が増えれば、事件を見直す」と再調査の可能性に含みを持たせた。

▶ 続きを読む
関連記事
中国のAI企業「覓熵」が、中東の米軍基地や空母の動向をリアルタイムで公開し、物議を醸している。商業衛星データをAIで解析し、軍事レベルの機密に近い情報を発信する同社と、中国軍との不透明な関係を追う
米CIAによるSNSを駆使したスパイ勧誘動画が、中国共産党内部を揺るがしている
記者会見で米メディアが「中国は『米中共同統治』(G-2)枠組みを受け入れるか」と質問した。王毅外相は「大国共同統治」の論理には同意せず、「平等で秩序ある世界多極化の構築」は各国の共通の責任であるべきだと述べた。専門家は「中共は怯んだ」と分析している
中共の官製メディアは、ロシア・ウクライナ戦争と比べても、米軍によるイランへの軍事攻撃の報道を低調にとどめている。特にハメネイ師の暗殺や、イラン市民が体制転換を求める動きについてはほとんど報じていない。イラン情勢と中国国内の現況を重ね合わせてたくないとの思惑があると指摘されている
海外メディアの報道によると、今月末に予定しているトランプ米大統領の訪中は、首都・北京のみで行われ、他の都市への日程は組まれない見通しとなった。関係筋は、トランプ氏の日程が極めて限られていることに加え、安全面の配慮が主な理由だと説明している