米海軍が撮影したロシア海軍の駆逐艦(米海軍提供)

米海軍、日本海でロシア軍艦と遭遇 双方の公式見解に相違点

15日、日本海を航行中の米海軍駆逐艦とロシア海軍の駆逐艦が60メートルの距離まで接近した。米ロ双方の見解には相違がある。ロシア側は領海を侵犯しようとした米駆逐艦を阻止したと主張しているが、米側はロシアの発表は「誤りだ」と否定した。ロシアは当時、中国共産党軍と合同海軍訓練を行っていた。

米海軍は同日発表した声明のなかで、ロシア駆逐艦と遭遇した駆逐艦「チェイフィー」は、「日本海の国際水域で日常業務を行っていた」と指摘した。そして、「チェイフィー」が艦載ヘリコプターを飛ばそうとしたとき、ロシアのウダロイ級駆逐艦が接近してきたと記した。

そのうえで、「チェイフィー」は国際法と国際慣習に従って業務を遂行してきたとし、今後も国際法に従って航海及び飛行する考えであると示した。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ米大統領は6日、米政府と防衛関連企業アンドゥリル・インダストリーズが共同で66億ドルを投じ、メリーランド州ボルティモア近郊に、先端技術を活用した新たな防衛用造船所を建設すると発表。潜水艦と自律型水中システムの生産能力を拡大する
米軍がメキシコ国境で対ドローン技術を本格試験。麻薬組織による無人機の侵入は30日間で378件に上る。レーザーで11機を撃墜したほか、AI搭載の迎撃システムなど最新装備も投入
米軍は中東に約9千人の海軍兵と海兵隊員を増派しており、複数の軍艦がすでに出航した。トランプ大統領が中間選挙後にイランへの攻撃を再開、強化するか検討する中、今後数週間から11月末にかけて、米軍の3個空母打撃群が中東に集結する可能性がある
ボーイングは、米海軍の次世代艦載戦闘機を開発するため、200億ドルを超える契約を獲得した。海軍との契約は、第6世代のF/A-XX戦闘攻撃機の本格開発を対象とし、地上試験、耐空性試験、システム試験、兵器試験に使用する機体も含む。
米国防総省は、迎撃ミサイルの生産能力を大幅に引き上げる。パトリオット向けは3倍、THAAD向けは4倍に増強。イランとの戦闘やウクライナ支援で在庫が減少しており、米軍は防衛産業の生産体制の立て直しを急いでいる